2009-11-24

男が夜の街を歩いていた

路地に入り込むと、ポン引きが近づいてきてこう言った。

「旦那、可愛い娘がいますぜ。」

男は尋ねた。

「ほう、いくらだ?」

「500ドルぽっきりでさあ。」

「それは高すぎる。100ドルにまけろ。」

そんな押し問答がしばらく続いたが交渉は決裂。二人は別れた。

数日後、男は妻と連れだって同じ場所を歩いていた。

するといつぞやのポン引きが現れてこう言った。

「ほらね旦那。たった100ドルじゃあろくなのはいないでしょう。」

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