裏路地に入り込むと、ポン引きが近づいてきてこう言った。
「旦那、可愛い娘がいますぜ。」
男は尋ねた。
「ほう、いくらだ?」
「500ドルぽっきりでさあ。」
「それは高すぎる。100ドルにまけろ。」
そんな押し問答がしばらく続いたが交渉は決裂。二人は別れた。
数日後、男は妻と連れだって同じ場所を歩いていた。
するといつぞやのポン引きが現れてこう言った。
「ほらね旦那。たった100ドルじゃあろくなのはいないでしょう。」
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