2009-10-31

生まれるのは楽。でも、なるのは大変

「人は女に生まれるのではない。女になるのだ」

どこかのお偉い人がそんな事を言ったそうですが

なるほどと思う光景に遭遇。

女の子を連れた若い女性繁華街を歩いていました。

女の子小学校1年生か、まだ上がっていないか。

夜の8時頃だったので、どちらとも言えません。

女性ブランドショップバックを持っていて、買い物帰りの様子。

女性も、上から下までピンクで派手な、バックと同じロゴブランド服。

足元は例によって膝下までのロングブーツ。

そして、女の子もまた、上から下まで女性とほぼペアルック

あんな小さな子供にも随分しっかりしたブーツがあるんだ。

ちょうど地下に降りる所で遭遇したのだけど

女の子は一段づつ、足を揃えては、よいしょ、よいしょと降りている。

母親はさっさと進む。

あの歳格好で何故一段づつ降りているかと思ったら、どうやらブーツが問題らしい。

残り数段になると、トントンと降りて行った。でも酷くガニ股で。

女の子階段を降り切ると、急いで母親の元へダッシュ。

しかし前方にはまた階段

母親階段を半分降りた所で振り向いて、イライラと言った。

「何してんの?早くしなよ」

女の子は一瞬とまどったけど、片足づつ降り始めた。やっぱり酷いガニ股で。

またしてもさっさと歩き始めた母親は、そのたどたどしい降り方を見ていない。

しばらく母親と一緒に歩く女の子の前に、またしても階段が現れた。

女の子母親に聞いた。

「ねえ、ママはどうしてブーツで早く階段を降りれるの?」

女の子の問いかけに、母親は得意げな顔をすると、これまで以上に早足で階段を降りて行った。

「わあ、ママ…すごいね…」

小さな声で女の子母親をほめていた。

すでに階段の下に行ってしまった母親の耳には届いていなかっただろうけれど。

3つの階段を降りた先、地下鉄のホームに母親女の子はいた。

女の子はしきりに足をぐるぐる回して、携帯を見ている母親を見上げた。

ママ、足が痛い。…ここで靴ぬいじゃおっかな…」

笑顔でそう言う女の子に、母親は手を振り上げて叩くふりをした。

女の子ははしゃいで「きゃー」と叫んでいた。

再び携帯に向かった母親女の子は見上げていたが、顔をしかめてまた足をぐるぐるとまわしはじめた。

別に殴ったとか怒鳴ったとか、児童虐待的な風景ではなかったけど

さすがに階段を降りるのが酷くあぶなっかしくて、ずっとハラハラ見守ってしまった。

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