2009-10-24

結婚式問題で思い出したお誕生日会問題

ホテントリ化&ドロ沼化してる結婚式問題で思い出したことがある。釣りでもなんでもなく。

小学校低学年のときお誕生日会を毎年やっていたんだけど、ある年、ゲームギアを貸す貸さないでかなり険悪になってた友達がいて、ハッキリ大げんかしたりしてたわけじゃないんで、誕生日会に呼ぶか呼ばないかで悩んだときがあって、結局呼ばなかった。

親からは「○○君呼ばないの?」と言われて、正直に理由言うのも恥ずかしかったから、適当な返事をした記憶があるんだけど、呼ばなかったことが良かったのかどうか、いまだにわからない。

大げさに言えば罪悪感がある。

険悪だったけど、みんなで集まってるときは話してて、断絶ということではなかったし。そいつだけ呼ばないというのもなんか嫌な意思表示っぽいし。でも誕生日会の雰囲気が気まずい感じになるのも嫌だったんだろうと思う。

というか「選別」という行為が明白化してきていることに戸惑っていたんだと思う。学年に友達が何人もいて、その中から親しいと自分で思ってる人だけを呼ぶ、という行為自体が、今思えば「選別」なのだが、なぜかそこを「選別」だと思っていなかったのではないか。

そして、その固定化されたメンバーから「外れるのはカズ三浦カズ」とばかりに特定個人を外すときになぜかすごく「自分の意志で外した感」や「そんなことしてるけどお前そんな上からの立場かよ」というような自問自答や罪悪感が浮かび上がって来たんじゃないか。今思えばね。

だから関係ないけどサッカー岡田監督に、「直前になって日本代表から三浦カズ(と北沢)」を代表から外した件に付いて聞くのって、相当デリケートな問題に土足で立ち入ってるっていう感じがする。どう考えたって外したくて外してるわけないじゃないか。ひとつ目的のために集まってずーっと一緒に努力して来た仲間をさ。

俺のことを言えば、その後、その友達とは仲直りというより、「問題そのものをお互いがすっかり忘れちゃった感じ」で普通の関係に戻り、そのあと中2中3でまた同じクラスになって、かなり仲がよかった。仲いい4人グループって感じで。

その時の誕生日ネタもお互いに言う。「あんときわざと外したんだぜ」「だとおもったよー」みたいな。

そして去年、彼は結婚した。俺は普通に呼ばれましたw よかったー。

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