1つ付け加えるならば、彼女はカンが鋭過ぎた。
ワタシが二度とあの場所には来ない事を前もって察していたようだった。
だからそれまでは和気あいあいにお喋りをしていた仲でも、
最後に逢った時は本当に2人とも口数が少なかったのである。
お互い「ありがとう」と残し、それっきりになった。
「まったく、大したスケだ。」とここは言葉を借りる。
〜T.H.
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