2009-09-30

かくも現実残酷なり

好きな人がまた東京にやってきた。

今日なんか会って食事しようという話になって、少し嫌な予感がしつつもほいほいつられて行ってきた。

始め4人くらいでの予定だったはずがあれよあれよという間に増えて気がつけば10人弱と破滅的な人数になり、誰かが予約した居酒屋普通に飲んで騒いだ。

いや、騒ぎすぎたか。

始めに破滅に乾杯して、普通に飲み食いしつつ歓談。途中で席替えしつつ好きな人の隣に座ろうと涙ぐましい努力などをした。

そんな中、破滅的な変人が酒で壊れた。それを期に破滅が拡大、みんな壊れてとても愉快なことになっていった。

破滅的な変人間接キスだ、と言わんばかりに好きな人ストローに口をつけるとそれが感染しみんなで間接キスしていた。

わたしも好きな人間接キスしたけど嬉しいような小学生じゃないんだから…と思いながらこの感触が忘れられない。

そんな感じで狂乱の宴も終わりを迎え夜の街に出た。

破滅的な変人好きな人に抱きついていたので対抗して後ろから抱きついて「お持ち帰りする!」と高らかに宣言した。しかし何もおこらなかった。

破滅的な変人好きな人まだ抱きついていたのでいい加減にしr…と思ったらキスしてた。間接じゃなくて直接。唇に。二回。

真似しようかと思ったけど、さすがに好きな人の気持ち不在でそんなこと出来る訳がなかった。いや、したかったけど…。

あぁ・・・うん、よし殺す。

殺す!!

…という私の怒号が夜の街にこだました。しかし何もおこらなかった。

勢いで好きな人を何度も抱きしめて手繋いで夜の街を歩いた。この感触は一生忘れないようにしようと思った。

数分歩いて大通りの交差点でお開き。解散となった。

好きな人が夜の街に消えて行くのを見送りながらふと思った。

破滅的な変人とは割と本気で殺し合いをしたいと思ったけど、もう一人殺したい相手が居ることに気がついたのだ。

実は好きな人は数日前に上京していて、昨日と今日デートと称して好きな人と二人きりだった存在がいる。

今回の宴の席にも居て周囲の狂乱の中大人しくしていながらもなんか余裕ありげなイケメンリア充

好きな人が夜の街に消えていく中その隣にいて好きな人を抱き寄せるような仕草をしていたその人である。

そんな二人がどういう関係かなんて容易に想像できるし、実際そうなんだろう。

届かない想いは無いのと一緒。

あぁ、かくも現実残酷なり。

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