北海道大学やら帯広畜産大学やら東京農業大学やらにウイグル人の留学生がきてる。
たぶん彼らは、外国で先進的な畜産や農業の知識を学んで新疆に帰り、現地に導入すれば、自分の生まれ故郷も発展し、ウイグル族の生活も向上するはずだなんて考えて勉強に打ち込んでいるのだろう。
しかし、そんな彼らに「勉強がんばれ」なんてエールを送るのも、良し悪しがある。
ウイグル人が貧しいのは、独立運動が成功していないからである。
先進的な畜産・農業技術を学んで導入すれば新疆が発展するなんて、幻想を与えるべきではない。
畜産・農業技術の導入などはむしろ中共支配の枠内での発展にしかならず、中共支配の既成事実を強化する役割しか果たさないだろう。
ウイグルにとって重要なのは知識や技術、経済発展などではなく、ウイグル民族主義と政治的自覚を高めることであり、それさえあれば、そして東トルキスタンが独立しさえすれば、ウイグル人の生活はおのずと良くなるのである。
日本人も、在日ウイグル人と交流する際には、そのウイグル人が目先の経済発展や個人の栄達を優先するのではなく、ウイグル全体の独立を何よりも優先すべく行動するように善導すべきである。
おお、大陸浪人がいるな。 ウイグル独立はわたしも賛成だが、その「上から目線」は、はげしく既視感。 宮崎滔天にでもなるつもりか。
個人の意思を尊重しだしたら、民族主義を弱くするだけだ! 民族独立という一つのイデオロギーの下に、個人の意志は従属させねばならない。 「ウイグル人の中にも色んな考え方がある...
旧世紀なら民族自決も良かったんだろうけど。 急には無理でも、EUのように統合の方向へ進んだ方がよさげ。 EUだって、一朝一夕に出来たわけでもないし。