2009-08-25

つづき

本当は、昨日じゃないんだ。

あなたが好きだと思ったのは。

3年前の秋に旅行に行ったとき、

今まで感じたことのない感情が生まれた。

ああ、わたし、この人のことが好きなんだなあ、って。

わたしは、素直にあなたに携帯メールを送った。

あなたのことが好きだ、って。

そしたらあなたは、「わたしも好きだ」と返事をくれた。

すごくうれしかった。でも、そのときから、私の苦しみは始まった。

「あなたの“好き”は、わたしの“好き”と同じ種類のものなの?」

3年間、わたしはずっとあなたに問い続けてた。

直接この言葉を言ってたわけじゃなく、いろいろな方法で。

傷つけた。振り回した。いっぱい泣かせた。

そしてついに、最後の手段を使った。

あなたに、わたしの“好き”の意味を伝えてしまった。

もう、限界だった。思いを抱えているのが本当に辛かった。

答えはすぐに分かった。

あなたの“好き”は、わたしの“好き”と、同じではなかった。

わたしと目を合わさなくなったあなたを見て、

もう、会ってはいけないと思った。

3年間、わたしの“好き”という気持ちだけで

あなたの人生を振り回し続けてしまったことは、

本当に申し訳ないと思う。

わたしとは違う種類の“好き”という気持ちで、

人生をわたしに預けてくれたこと、本当に感謝してる。

でも、これでおしまい。

終わりにしなければ、お互いに不幸になってしまうから。

これからもう一度振り回すことになってしまうけど、

これで最後だから。

いままで、とてもたくさんの愛情を、ありがとう。

記事への反応(ブックマークコメント)

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん