あるきっかけで、蒼穹のファフナーを鑑賞した。
なんというか、全体として救われない話だった。いや、悪くはなかった。最後は一応の希望が示されたわけだし。
でもあんまりいい視聴後感・後味ではないなあ。
無理矢理というかそれどうなのと思ったところはある。
例えばヒロインのパパは悪役のポジションだったので、いやなやつに見せる演出がされているが、言っていることはもっともに思えることとか。内々で水に流す査問委員会のくだりなどは公平に見れば主人公サイドが無茶している。まあ、これに限らず、総じて劇中の悪役、憎まれ役の言っていることはもっともに思われた。
あと、本編の前日譚であるRIGHT OF LEFTも見終わった。さらに悲惨だった。「泣ける」という向きもありそれは反対しないが、前日端がこれでこのあと本編でのあの惨劇に突入するかと思うと憂鬱な気分になる。