私がいままでの人生で感動したモノコトを勝手にランキングさせていただきます。
有名な仕組みだしみんなもすごいと思ってるはずですけれども、いやマジでこれを思いついた人のことは尊敬せざるをえないです。
水そのものに蓋の役割をさせるという発想の転換がすごい。排水管は排水を流すための仕組みなわけなのに、その流す排水自身にも役割を持たせてしまう一石二鳥感といいますか。
仕組みが機械的でないことで故障率はゼロに近くなるでしょうし、メンテは掃除程度なのでねじ蓋を底につけるだけでよいっていう潔さもさることながら、洗面所で流してしまった指輪なんかもトラップのところで助け出すこともできる副次的効果もあるだなんて。一粒で二度おいしいなんて。
天才すぎます。
プラスとマイナスです。特に「温度」を考えるときに感動したといいますか。
たとえば冷蔵庫っていう機械はものを「冷やす」のですけど、この「冷やす」っていうアクションはなんというか能動的な感じとでもいいますか、冷やす=温度を引く、という表現がしっくり来なかったんです。温度を引くってわからない。
でも、冷やすっていうのは「-の温度を足すんだ」って考えたときイメージがものすごくマッチしたのです。
マイナスのものを足すっていう考え方は私にとってものすごく大きかったんです。
マイナスすごい。
メビウスの輪による表裏の消失とメビウスの輪に鋏を入れたときの形とか、◎(二重丸)を一筆書きで書く方法とか、ドラえもんのワープ理論(二点間の最短距離は?)とかとかの感動物語を抑えて第1位に輝いたのはお母さんとビニール袋です。
いわゆるお母さんがスーパーでビニール袋に野菜を入れるところに感動したというか。
普通に考えて、野菜を袋に入れようってときには、「野菜を」「袋に入れる」と思うんですよ。当たり前です。
でもお母さんたちは、「袋に手を入れて」「野菜をつかみ」「袋をひっくり返す」ことで結果的に「野菜を袋に入れる」んですよ。
なんというか、プロセスと結果の乖離とでも申しますか、結果が予想できない感のかっこよさがあると思います。だって袋に入れるはずが袋をひっくり返すって! しかもいつの間にか目的が達成されてしまっているだなんて! 裏が表で表が裏て!
これを見たとき、うちのお母さんは天才だと思いましたね。もうね、神かとゴッドかと。
ママのおっぱいでもしゃぶってろよwwwww