鬼畜のような、あるいは鬼畜以下の親ってのこの世界にはいる。
とても悲しいことだけど。
自分の親を「鬼畜」だと言えば、きっと全力で反論したい人もいるだろう。イヤミでなく「幸せな人」だと思う。
自分の親を「鬼畜」だと言うまでに、どれだけの葛藤と、どれだけの時間が必要だったのか、想像なんてきっとできない。本人以外は。
世界は、少なくとも現代日本には「幸せな人」が圧倒的に多くて、
「それでも絶対に親を大事にしよう」などとしらっと言うのだ。
それもまた、ひとつの暴力なんだよ。気がつかないだろうけれど。
「どんなことがあっても親は大事だ」と言える人は、自分に対してだけ言ってくれ。
僕にそれを強制しないでくれ。たのむ。