2009-06-05

司法試験を諦めた法務博士が高確率経験する面接パターン

「え、なぜ法科大学院まで出て弁護士資格をもっていないのですか?」

法科大学院って医師のように出た人が8~9割が弁護士になれるように作られた制度ですよね?」

合格できなかった言い訳ばかりしないでください。弁護士増で就職難ってことは簡単になったのは事実でしょう?」

「そもそも、新卒時に就職しなかったのは何故ですか?」

「履歴の空白の理由は?」

「今まで就職活動はしなかったのですか?」

法務博士というご立派な肩書きを持っているのに、法曹として働かないというのはどういうことですか?」

「30歳の今働きたいと思っているのに、20代の時は働きたくなかったんですよね?」

「空白期間に身につけたことは?」

「もしかして不況の今なら他の無職に混じって採用されるんじゃないかと思ってませんか?」

自分なりに一生懸命生きてきた? 一生懸命勉強して無職ですか?」

「23才以降は普通なら自立して生活しているわけですが、今までの生活費学費はどうやって得てきたんですか?」

「あなたは弁護士先生が向いてますよ、今簡単なんでしょ?」

貧乏しているはずなのにどうしてそんなに太ってるんですか?」

「なぜ職歴を伴わない資格学歴ばかりあるのですか?資格よりも職歴を先に得ようとは思わなかったのですか?」

「弊社は営利企業ですので、資格学歴を得ることに夢中になってきた人よりも一生懸命働いてきた人を評価します」

「元々資格は働くためのものでしょう?資格勉強のために無職だったって本末転倒だとは思わなかったのですか?」

「長年無職を続けてきたのに、今更法曹を諦めるって悔しくないんですか?」

「なるほど、つまり、法曹になれないという消去法で弊社を志願したと?」

リーダーシップを発揮したご経験は?」

法曹になることを挫折したあなたを雇うことで弊社にいかなるメリットがありますか?」

「今から時間差し上げますから、法科大学院まで出て三振までしたあなたが弊社で活躍できる理由を

 合理的で納得できるように説明してもらえますか?」

本日はお疲れ様でした。結果は近日中にご連絡します」

  • 法務部門に勤めてるが、よっぽど暇でない限りこんな無駄口叩かん。 書類選考で落とすから。

  • 制度改革で、法科大学院修了者のみが受験可能となって3年。 受験資格は修了後5年以内、かつ、3回だけ受けられる。 当初は合格率8,9割と謳われた制度だが、実際には3割程度。 人生を...

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