2009-05-28

我が右手で果てよ命(魔術士オーフェン的なイメージで)

絡みつく彼女の舌は刻一刻とその動きを変化させていく。

時に母犬が子犬の頬を愛しげに舐めるかのように柔らかく、時に蛇が小動物を絞め殺すかのように

螺旋軌道を描く狂おしい絡みつきで、オレの息子は彼女の舌に翻弄されながら絶頂の階段を駆け上る。

たまらずに、オレは射精した。

命の種子が消えていく。消え去っていく。

無為に体内から放出され、ただ一瞬の快楽のためだけに放たれた精子たちは、彼女の口内へと土石流の

如き勢いで流れ込んでいく。

ビクビクと激しく脈打ちながら声なき断末魔を上げる股間の最先端に、オレは全意識を集中させる。

最後の一滴さえも残さない、残したくない。飲み込んで欲しい。

彼女にオレの精子をこのままゴクリゴクリと極上の酒を飲み干すかのような甘美な表情で全て吸い尽くし飲み干し

て欲しい。

そんな想像をしながら、オレは今日自分の右手へと精子を出し続ける。

毎週水曜日の4限の講義でいつも見かける、憧れのあの子を空想の中で汚しながら。

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