その新しい番号からの着信でほんの少しだけ話した。
一ヵ月くらい前の話だ。
先日、久しぶりに電話してみるとなかなか出ない。
昼間から受けないのは変だなと思いつつ、時間を置いて何度かかけなおしてみた。
それでようやく受けたのだが、何か様子が変だ。
「もしもし、○○?」
・・・無言。
「もしもし?もしもし?」
電話は繋がっているが、何の音も聞こえない。
「これ、繋がってるよな」と確認しつつ、
1分ほどだろうか、しつこく「もしもし」とか何とか言い続けていると、
50か60代くらいのオバサンの声がこう答えた。
「この家、今誰か住んどるの?」
一瞬、思考が飛んだ。
まずお前は誰だよ。
そして、番号は明らかに携帯のものなのに「この家」とは。
いや、それはカンチガイと思うこともできるが、
「住んどるの?」とはなんだ。
「誰か」って、少なくともおまえが住んでるんじゃないのか、家の番号なら。
「えっ・・・と○○さんいらっしゃいますか」
会話になっていないが、仕方ないのでそう聞いてみた。
・・・無言。
また、一分ほど、「もしもし、もしもーし」とか言い続けていたが、反応はなく、
結局、わけのわからないまま電話をきった。
着信からリダイヤルしているので番号間違いはありえないのだが・・・。
その後、何回か掛けなおしてみたが、今に至るまで繋がっていない。
一体、友人の身に何が起きたのだろうか。
家にいってみたら 友人をツレーテ
そのおばさんは、多分隣の家の住人じゃないかな。 隣でたびたび携帯が鳴っていて常日頃うるさいなあと思っていて、今回はかなり長かったため文句を言おうと玄関の扉をたたいたが反...