■痴女の思い出
もう数年前の話なんだが
俺がピチピチの新卒だった頃
会社帰りに列車内で痴女に遭遇した。
吊革を片手に文庫読んでいた時
隣にお姉さんが並んできた。
そこまではなんでもなかったし
全然気にせず、本に集中してたんだ。
気がついたら、いつのまにか、肘にお姉さんがおっきな胸を当ててきてたんだ。
かなり大きかった。
D、いや、Eカップはあったと思う。
周りは、そんなに混んでもいないのに、ほとんど密着状態。
耳元には、お姉さんの熱い吐息がかかって、くすぐったかった。
そして、お姉さんは俺にこう言ったんだ。
「やらないか?」
俺はそのまま、顔も見ず、次の駅で降りた。
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