2009-04-27

血液型性格診断を許容できるかはどうかは"知的誠実さ"を重視している

血液型性格診断が根絶できない一番の理由はすべての人が"知的誠実"ではないということだろう。

血液型が話題にのぼるとき話題にする相手は三つの層に分けることができる。

1番目はまぁ好きにすれば良いだろう。

2番目の層は十分な知識を与えれば、話題にしなくなるか3番目の層に移行する。

3番目の層は対処が難しい。

多くの血液型性格診断に批判的な言説は2、3番の層に向けたものだろう。

さて、"酒の肴"程度の軽い気持ちで言っている層は血液型性格診断が根拠がない(または薄い)ことを知って発言している。

彼らは"事実ではない"または"確度が低い"情報をあたかも事実であるかのように話をすることを問題のないことだと思っている。曰く"面白ければ良いじゃないか"と。

私は「そんな根拠もないことを堂々と表明できるなんて自分の知性に問題があることを表明したいのだろうか?」と思ってしまうのだが、彼らはそうではないらしい。

これは"知的誠実さ"つまり事実を重視するかどうかの問題になるんだが、個々人のこれに干渉するのは大変なことだろう

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