2009-03-13

http://anond.hatelabo.jp/20090312041444

福岡ではサクラが咲いたらしい。けれども明日は寒くなるとか。

しょぼくれた雨が降る夜、こんなことを考えました。

大切なひとと数え切れない口論をして、傷付けたり壊したりしてきたのだけれど

その原因は嫉妬というより、広義なのだけれど

大切なひとが、いつか離れていってしまうことに対する恐怖だったのではないか。

いまは夢中だったとしても、やがて大切なひとのこころが冷めてしまって、

別の誰かに移ろってしまうかもしれない。そのことが怖かった。

想像であっても、そのときのことを考えると現実がぐらぐらと揺らいでしまう。

ふたりの関係はとても危うい縁の上に成り立っていた。

だから、静かに捨てられるよりも前に

きれいな状態のまま、壊してしまおうとしたのではないか。

あるいは、愛情の強度を確かめたかったのかもしれません。

こんなに酷い仕打ちをしても、あらゆるものを壊してしまっても

それでも大切なひとは自分を愛してくれる。誰かにこころを奪われることはなく

自分を選んでくれる。そんな確証がほしかった。大丈夫、あなただけをずっと想っているから、と

証明してほしかった。

しかし、試さなければならない愛情は、どこか不信感を基盤としている。

愛情は試すものではないよね。

信じることが足りなかったよ。もっと信じればよかった。

子供じみた愛情しかなかったことを後悔しています。

自分を恥じています。

記事への反応 -
  • モニターの向こうにあの男/女がいることを想像する。真剣に。 いつもの愚痴じゃなく、釣りでなく、意味のない呟きでもない、何かしら湧き出てくる/身のうちに確かに存在する/伝えな...

    • 福岡ではサクラが咲いたらしい。けれども明日は寒くなるとか。 しょぼくれた雨が降る夜、こんなことを考えました。 大切なひとと数え切れない口論をして、傷付けたり壊したりして...

    • あなたが伝えたいと想うひとは、とてもしあわせだと思いました。 言葉は見えなくても構わない。それでも想いは伝わる。 伝えたい気持ちがあれば。 とてもわかる。ぼくもいま切実...

    • 真剣に向き合うほど、何から伝えればいいのか、それすらわからなくなる。伝えたいことを表すのにふさわしいことばが出てこずに、ありふれたことばをいじくりまわす。 でも、いじく...

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    • 「明日見返したら死にたくなるだろう」「増田があってよかった」 ならなぜ 「明日も自分の日記として残る」増田に書くのだろう? だから嘘っぽい ほんとに好きな人に対してはつぶや...

    • 伝えてんのか、そういうお前は。 明け方に理想論を語ってんじゃねーよ。 だったら、こんなところに書いてないでその人に伝えろ。 一刻も早く。

    • 今は携帯電話なんて物があるのだから、相手に面と向かってでも携帯越しでもいいから「あなたのこう言うところが好きになりました。付き合って下さい」って言えばいいんじゃないか...

      • 馬鹿だね。 今も昔も、ラブレターが「通常の手段での情報伝達手段」であったはずねえじゃん。 仮に下駄箱とかに便箋入れるのがラブレターの通知方法だったとして、郵便や三は下駄箱...

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