■赤紙って配るの超早い
戦時中にこれをもらって出征したと言われる、赤紙。中央の参謀本部で、兵士の招集が18:30に決定。翌日の朝、6:40ごろ、北陸の地方の村で配達員が赤紙を持って配り始める。赤紙を配り終わるのが、中央の決定から、たった14時間後。
赤紙が来て召集された、という話は、いろんなところで耳にタコができるぐらい聞いたが、もっと、一週間ぐらいかけてのんびり配られるものだと思っていた。なんだ、この早さ。あからじめ誰に赤紙を配るかは全部決まっていて、警察署には印刷された赤紙が用意されており、連絡があると警察署→村役場→配達員、と郵送されるだけで召集が完結するシステムだったらしい。
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