伊藤誠、桂言葉、西園寺世界、澤永泰介、清浦刹那、この5人が乗っていた船が難破し、無人島に流された。
その過程で、伊藤誠は行方不明となり、島に流れ着いたのは4人だった。この時点で伊藤誠の安否はわからない。
伊藤誠の安否を確かめるには、船を出して捜索するしかないが、少女たちには船をつくる能力や、直す力はない。船をつくり、直すことができるのは、澤永泰介ただ一人だった。
桂言葉はその澤永泰介に頼んだ。「船を直してください。伊藤誠を探したいのです」と。
澤永泰介は直すと言った。だが、条件をつけた。その条件とは桂言葉と一夜限りの関係を持つこと。
桂言葉は悩み、清浦刹那に相談した。清浦刹那は「気持ちのままに行動しなさい」と。
桂言葉は結局、澤永泰介と関係を持った。澤永泰介は約束を守り、船を直した。
そして船が直り、これからまさに伊藤誠を探すというときに、伊藤誠が無人島に自力でたどり着いた。
桂言葉は伊藤誠に、捜索するため、船を直すために男性と関係を持ってしまったことを告白した。
二人は破局した。
伊藤誠はそんな桂言葉を許さなかった。不貞であると。 二人は破局した。 正しくは 伊藤誠はそんな桂言葉を許さなかった。不貞であると。 言葉は誠を殺し、遺体を直った船に...