2008-12-03

久しぶりに田舎に帰ったら、家の近所のちいさな空き地に小さな家が2軒建っていた。もともと車が何台かとまれる程度の広さで、まさか2軒も家が建てられるとはちょっと思わなかった。もう子供が少なくなった地域に、小さな子供がいる家族がやってきたらしい。

友人にあった。友人は不動産関係仕事をしている。彼とこんな会話をした。

彼「こんなところに家建っちまったよ。。。」

ああ、昔はちょっとやんちゃもしたところだったね。でもあんなちっちゃいスペースによくこんな家建てられたなあ。

ビジネスなんだから仕方ないだろ。家建てるのって上物だけなら1000万もありゃ十分なものができるはずなんだ。だけど、あれこれつけて値段つり上げて、ちっちゃい土地をさらにちっちゃく分けて売るんだから。無茶だよ、無茶」

でもさ、今建設業って大変でしょ。

「だから、こんな無茶なビジネスしてゾンビみたいに生き延びるより、潰れた方がいくらかましなんだよ、本当は。もっとはやくに潰れるべきところが潰れてなきゃいけなかった」

そんなこと言っていいの?

「いいんだよ。某大手の営業マンなんかノルマが非人間的だから長くいる人ほど目が死んでるw。って、もともとそういう会社にいた営業マンに言ってやったら、そうですね、僕もそう思いますよははは、だって。ナイスフォローとか言ってる場合でもないんだけどさ」

この家の家族、まだちっちゃい子供がいるんだって。つまり夢のマイホームってんでしょ。。。

「だから、それが詐欺だってんだよ。そうやって夢を売りながら、ようは単にぼったくってるだけだから」

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