2008-11-30

イケメンなりの苦労がある

イケメンはいいよな」という風なことが書かれているものを見ると、学生時代の友人の事を思い出す。

彼は男から見ても「イケメン」に属する容姿の持ち主でしたが、特に自分容姿が良いこと鼻にかけることもなく、その容姿からしたらびっくりするぐらいに至って普通な奴でした。

そんな彼が、告白に来た女の子たちを悉くふり続けているのを見て、周りが軽い殺気混じりに茶化していたら、

「そりゃ好きだと言われて悪い気はしないし好みな顔の子もいるけど、赤の他人にいきなり付き合って欲しいとか言われても、正直俺は困る。こっちは相手のこと全然知らないんだし。だからって友達とか無いでしょ?自分のこと好きだって言われちゃってるんだし。そもそも俺、彼女居るし。それ以前に、話したことも無い相手にいきなり付き合ってくれとか言う奴、俺は無いわ」

という感じの事を彼が言ってました。

当時はこれを聞いて、「そりゃまぁ確かにそうだけど」とは思いつつも、やっぱり持たざる者である自分には贅沢な奴だと思いましたが、彼にしてみれば”モテる”と言う状況は弊害でしかなかったんだろう、と今では理解もできます。女の子からの告白を断る度に「別に俺悪くないのに、何か悪いことしたような気になるんだよねぇ」と沈んでたのを何回か見てますし。

世のイケメンの中で彼のような人物が稀なのか、大半がそういう者なのかは分かりませんが、イケメンにはイケメンの苦労があり、そんな彼を見ているだけに、とても「イケメンはいいよな」とは単純に思えない自分がいます。

「その立場には、その立場なりの苦労がある」という当たり前の話ですが、「イケメンはいいよな」と言う人達にしてみれば「一度でいいからそう言う状況になってみたい」と思うもんなんでしょうねぇ。

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