2008-11-19

給食を通して学んだこと

給食になると、当番がクラスのみんなのおかずを皿によそう。

そうすると、たまに、みんなにおかずを配り終える前になくなってしまうことがある。

配分を間違えて、一人当たりのおかずを多めによそってしまったためだ。

そういう場合、みんなに声をかける。

「おかずが足りないので、多い人はおかずを戻してください。」

何人かが出てきて、おかずを戻してくれる。

だが、必要な人数分には、若干足りなそうな量だ。

配膳が済んだ席を見回すと、Aくんのおかずは他の子よりも多めによそっていることに気づいた。

Aくんは聞こえているのかいないのか、まったく戻そうとするそぶりはない。

たしかに、一度よそってもらったおかずを戻すのは、食べ盛りの子供にはつらい。

しかたなく、戻してもらったものを人数分に分ける。

これでクラス全員に給食が行き渡った。

いただきます。」

それぞれが給食を口に運ぶ。

すると、給食に口をつける前に立ち上がって、先ほどのおかずを戻しにいった子供がいた。Bくんだ。

量が多いと思った場合は、いただきますのあとで、口をつける前に、各自で戻していいルールがある。

Bくんはそれに従ったのだろう。

「ごちそうさま。」

何人かの子供は、例のおかずを残している。

その中には、Aくんも含まれていた。

上記のことから、AくんとBくんは今後どのようなことを学ぶべきでしょうか。

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