2008-11-17

研究者国籍

ノーベル賞受賞者米国籍になってた!→二重国籍でもよくね?→国籍法を変えよう!

っていう論理いまいちよくわからない。どこの国籍になろうが本人の勝手では?

たとえ二重国籍であっても、すごい人が日本国籍を持ってると何かうれしいんだろうか。

逆に、その人が日本出身である、ということだけでは喜べないのだろうか。

なぜ国籍を変えたのか、というと「日本研究活動をする環境が(米国よりも)よくなかったから」じゃないんだろうか。

国籍を変えた方が都合がいいから、変えたんだろう。

もし、南部氏が帰化した当時から二重国籍が認められていて、日本国籍を持ってノーベル賞を受賞したとしても、日本が彼の研究活動に与えた貢献は変わらないし。

単純に考えたら、

ノーベル賞受賞者米国籍になってた!→日本研究環境はよくないんじゃね?→もっと環境をよくしよう!

となるんじゃ? 日本国籍日本人ノーベル賞級の研究をさせたいなら、だけど。

他国の国籍を取っても日本国籍を失わないことが、研究環境に大きく資するのかな?

二重国籍を認めたあと、米国帰化者がノーベル賞を受賞したら、

日本人ノーベル賞受賞おめでとうございます。日本国民として鼻が高いです」

受賞者「(あんたらが何をしてくれたってんだよ……)ありがとうございます」

みたいなやりとりをするのかな? あさましいと思う。

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