http://anond.hatelabo.jp/20081116142544
まず、大学と、そこで働いている教授と、学生という、三項の対立で考えているようだけど、実はものすごく重要な部署が一つ抜けているんだ。文科省だね。文科省は私立にも公立にもものすごい量のお金を配分しているので、大学は文科省には頭が上がらないという噂がある。
そして、その文科省は「学生を留年させたら教授の指導が悪かったのだとみなしますよ」「指導力のない大学へは予算を減らしますよ」と脅しているという噂がある。だから、教授としては留年させるのが怖い。そうすると出席点だけで単位を出したくなる。重要なのは、本当に指導力があるのかないのかということを審査されたりすることがなく、留年した学生がどれくらいいるかということが第一の基準になっているということだね。そりゃ、怒鳴りつけて出席してもらえなくなって単位を落とされるのが怖くなるというものだ。
これは、そういう噂を考慮すると、学生の問題でもなく教授の問題でもなく、文科省の方針として「簡単には不可にできない」ということになっているんだね。文科省が「不可をつけていいですよ」といえば、きっと教授も普通に指導できるようになるんじゃないかな。
普通に指導というより放置するだけになるのでは? 欠席や留年の多い大学もそうでないのも一律に税金をやるというのは悪平等な気がする。