2008-11-14

気になるヤツに

ただいまっと。。。あーしんど。やれやれ。ヤツと飲むと疲れるわ。ヤツが二十歳くらいから知ってるけど、ホンマ、嫌な野郎やわ。傲慢、生意気、知ったかぶりに根拠のない自信だけはたっぷり。私より5つも年下やのにっ。今日は言うてやった。ザマミロ。そりゃ前は、ヤツは店の常連でお客さんやったから、あんまりきついことも言えへんかったけど。

そやのに、店やめてから私がメール送ったんよなあ。今度そっち行くねんけどおすすめの店知ってる?って。ほな、殊勝にも空気読んで一緒に飲もうって返してきた。分かってたからな。ヤツが私のこと好きなん、分かってた。へへへ。。。

そん時は深夜まで二人で飲んでどっちも酔っ払ったんよなあ。ヤツのうちにタクシーで帰って。とにかく本がたくさんあって、私も本が好きやけど、さすがにちょっと感心したな。感心してたら、急にうしろから声をかけられて。ドキッとした。でもなんもなかった。意気地なし。

それから何回飲んだかな。で、先月や。おすすめジャズバーにせっかく連れていったら、マスターと議論し始めて大喧嘩。最後には発狂して踊ってたところをなんとかタクシーに乗せたん。そう。そん時に思った。この人はほんまにお坊っちゃんで何にも知らない人なんやって。なんか、分かった気がした。そら生意気やし、わがままやし、お金だけはあるから飲んだ暮れて。でもほんまは人と正面からぶつかったことがない、孤独な人なんやって。その孤独に耐えきれないんやって。

だから私は決めたんよ。次飲む時、言ってやることに。厳しい現実を。置かれている状況を。ヤツのあるべき姿を。それがヤツのためやろ。誰かが言わないかんのやったら、私が言う。私しかおらんのやもん。ヤツには。

言ってやったらスッキリした。分かったふりしてたけど、情けない顔やったな。。。ようはホンマは私に甘えたいんやろ。でも甘えたいのは私だって甘えたいわ。私の欠点は自分でよう知ってる。自分でもキッツイ性格やと思う。甘えたいんやったら、ヤツはそれを受け止めるべきやないの?そういうヤツになってほしいやんか。本当の私を受け止めてほしいやんか。せやから。せやから今日、言うてやってん。あーあ。。。やれやれ、シャワー浴びて、もう寝よ。

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