「トクさんや、もうご飯食べたかぃ?今日、マミエさんとぶつかっちゃってさあ」
老婆はそう言いながら、ワシの膝の固くなっている部分の皮膚を爪でカリカリと掻く。
雰囲気的に悲しいことがあったときのクセなのだ。
ワシは目の前にあったフミコの頭を左手でグっと引き寄せて髪を無言で撫でてやる。
フミコがワシをトクさんと呼ぶようになったのはほんの悪戯心からだった。
<中略>
「ワシの肉棒がフミコのものの中に入っていくんだぜ! 」
2人とも初体験だ。
フミコは微笑みながら「私のもの、温かいでしょ?」なんて言うもんだから
ワシの持っている肉棒が思ったより熱く大きくなっていることに気が付いた。
ワシは「アッー!辛いな。この歳にこれはさすがに無理だよ」というと
フミコさんはワシの言った事なんて全く聞かず、
これが普通と返すばかりだ。
ワシは嫌がっているというのに・・・意地悪な女だ
もう冬だというのに・・・。
フミコはまた外に行ってから食べて欲しいというのだ
フミコはベンチに座ると「辛いから外で食べたらきっと体が温まるわよ?」
ワシは、「ホットドックなんてものは作ったことも食ったことも無かったからな」
フミコさんは、「とっても美味しいわ。朝4時からパンを焼いた甲斐あったわね。」
「ねえ?毎朝もこれ一緒に作りましょう?」