2008-09-29

僕は最低だ。

夢を見た。

夢の中で、僕は冴えない容姿女子高生になっていて、ひびの入った眼鏡越しに相手を見ていた。

ぶつけられたバケツの水でブレザーは重く、じっとりと肌に張り付いていたが、問題はそこにはなかった。

僕はあろうことか同性に愛の告白をされていた。

たったひとり目の前にいる、いじめグループリーダーが、僕の返事を待っている。

眼鏡の水滴を払ってかけ直すと、泣きそうに歪んだ顔。

僕はうつむいて押し黙る。前髪から水滴が落ちる。

歩み寄る足が見える。後ずさる僕の背に壁があたる。

息のかかる距離。

増田さん、僕は、」

目が覚めた。

僕は最低だ。色々と最低だ。助けてフロイト先生

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