2008-09-17

http://anond.hatelabo.jp/20080917222845

ひとは50年後、100年後に役に立つ研究の基礎になる研究というのにたいしてあまり価値を置かないのですよ。せいぜい10年以内に成果が出ないと損をする。そこまで世の中は気長ではない。でも10年以内にリターンを出せる研究の下地には50年、100年の下積みがあるのです。それは基礎になっていて、その上にリターンの出やすい研究というのが生まれる。だからあまり今の段階では価値のおかれない研究も必要で、その研究をするためにはお金環境が必要なのですが、残念ながらどこも研究費をあまりださない、出せない。研究している本人だけが必ず必要とされると信じて研究をしている(時には挫けるし方向性が間違っていると気づくこともあるかもしれないが)。

大学というのはそういう研究をしている研究者を守ってきた。でもそうではなくなろうとしている。これは未来に対する重大な損失であることを一般庶民の方にもわかっていただきたいのです。

記事への反応 -
  • そんな話はしてねーよ。 欧米行ったからって必ず良い研究環境があるなんて事はないんだよ。 研究費欲しけりゃ海外いけば?なんてのはナンセンスだし 独裁国家いけば?とかナンセンス...

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