2008-08-19

サバサバを自称する女ほど女っぽい法則はよく言われるが、

「サバサバなんです」と言われるとつい「本当にサバサバなのか」とサバサバ部分よりも非サバサバな部分を積極的に探そうとしてしまう心理が働いている、というのは見逃してはいけない点ではないかと思う

更にそもそもこういう時に想定される「女っぽいところ」というのが概して「陰湿」「愚痴っぽい」「非論理的」「うるさい」など一般的に負の性格とされるものでありそれがそもそも本当に「女っぽいところ」なのか、男でも普通にそのような人間は存在するしそもそも人間というものは総じてそのような性質を多かれ少なかれ持っているものではないのか?という疑問もある。

とりあえず「陰湿ポイント」「愚痴っぽさポイント」を想定する

女の子らしくない女の子が好きという男が時折いる。

そういう男の 陰湿ポイント:10 愚痴っぽさポイント:10とする

女の平均値も同様に各10とする。

女の子らしくない女の子(陰:3、愚:2)をこの男が発見する。最初は女の平均値よりポイントが低い為「女の子っぽくないぞ」と男は喜ぶ。が、ポイントがゼロという人間はほとんど存在しないため、「こいつは女の子っぽくないかどうか」という観点でずっと見続けていればそのうちそういうところが必ず出る。すると男は言う。「なんだやっぱり女の子だ」。しかしその男自身のポイントは10・10である。

そういう愚かな話もよくあることだ。

自称サバサバ系が、実際女の平均値よりポイントが下であっても、そう宣言されると人は「本当か?ほんまか?」とアラを探すようにその人を見始める。そうすれば仙人でない以上いつかはそういったポイントが見つかる。すると皆は言う。「ほらやっぱりサバサバじゃない」「寧ろ女っぽい」と。

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