http://d.hatena.ne.jp/Chikirin/20080803
http://b.hatena.ne.jp/entry/http://d.hatena.ne.jp/Chikirin/20080803
ブコメ見ると「被雇用者数=働いてる人の総数」ととらえた人がいるようだけど、
経営層はもちろんとして、自営業者やその家族の存在を忘れていると思う。
労働力調査から「自営業主+家族従業者」を取り出してみると、
1987年の両者の合計が1464万人なのに対し、2007年には858万人に減少している。
その差おおよそ600万人。これら自営業・家族経営という形態が衰退して、余剰労働力が
市場に新規参入したと考えれば、増加した被雇用者の半分ぐらいは説明出来るはず。
(どうでもいいけど、ここで大店法規制緩和等を糾弾したり農業保護を訴えたりするつもりは
ないです。規制によって守られた低生産性産業が淘汰される事は、長期的には好ましいので)。