一万年堂出版(2000年9月に設立、年間3冊程度の新刊を出している)の『子育てハッピーアドバイス』シリーズが250万部を突破している。
本が売れてる理由について聞いた話。
●わかりやすく、読みやすい本作りの工夫として
・文字を大きくする。
・ルビを多くする
・カラー写真や書を入れる
★マンガを取り入れる(文章で伝わらないものが伝わる)
●読者や書店に協力してもらうために
・読者モニターを募集して意見を聞く
・書店にモニター本を渡して本作りに参加してもらう(頼りにされると書店員としてもうれしい)
●読者反響の分析の工夫として
・愛読者カード(本についている感想のハガキ)の情報を届いた当日に全社員で共有。
・愛読者カードを出してくれた読者には新刊が出るたびにDMを送る(該当の読者層を絞り込む)
●営業の工夫として
・書店だけでなく、新聞社やテレビ局を訪問する(地方ほど取り上げられやすい)
・営業用のポスターやチラシを、自社のプリンターで印刷し、パウチして配る
・愛読者カードの分析データを営業に活用(「この書店で買った読者から、こんな感想が届いた」と伝えると書店員は喜ぶ)
・他店でどう展開しているかを写真で見せて説明する
●読者感想文コンクールを開催
・読者感想文コンクールを開いて、読者に応募してもらう。ファンになってくれる読者も多い
とのこと。真似できそうなところもあるね。。