2008-07-08

彼女のラブソング


彼女は時折英語の歌を口ずさむ

甘く透き通った声で、どこか物憂げな歌

僕がメロディー自然と思い出せるようになってきた頃

彼女は「前付き合っていた彼が、小さなカーステレオでよく聞いていた歌なんだよ」と教えてくれた

その歌は、彼女の恋の記憶だったのだ

そしてまたふとメロディーが心に浮かぶたび

胸がきゅんと締め付けられるような気持ちになるんだ

記事への反応(ブックマークコメント)

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん