あなたがあの人の嫌なところと言って切り捨てたのは、半分は私にとっては些細な欠点で、半分はむしろ大好きなところなのです。
あなたがこんな石ころと言って投げ捨てた石英の欠片は、あちこちがキラキラと反射してきらめく、私にとっては宝物なのです。
片思いってつらいよね、たとえ相手がゲームであっても。
ごめんね。あなたはこのゲームの恋人に選ばれなかった。選ばれたのは私。
嫌いなところを積みあげてしまうあなたの物ではなく、好きなところを積みあげていく私の物。
だから、あなたのものにならなかったからってそんなに泣かないで。次の恋人を探してね。
そして、私の恋人をあなた好みに染めようなんて思わないでね。
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