わたしは間違っているのか―――
わからない。私には。
なのに無慈悲にも問うてくる。私は答えることが出来ない。
それを分かりきっているのにもかかわらず、だ。
嗚呼。これは罰なのだろう。しかしこの罰はあの代償としては大きすぎるのではないか――――
受け容れよう。総てを。神が与えたのならば。私にはそれ以外の術がない。
黙って、受け容れるしかないのだ。
あの時彼がそうしたように。
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