2008-05-17

話しながら何かするということ

母はこちらが何か作業をやっていたり考え事をしていても容赦なく話してくるので(つっても考え事してるのなんて向こうには分からんのだが)戸惑う。どうも一つの事にしか集中できないというか、何か作業をやっていると、それがどんなにたいしたことない作業でも、そっちに集中してしまっているため、話を聞けない。というより、話を聞くと、作業が疎かになってしまう。その「疎か」が、どうも作業が遅くなってしまうというレベルならまだしも、時々とんでもないことをしていたりする(例えば食事中に喋ってると刺身味噌汁にいれてしまうとか)。そしてその事を自覚しているため、○○しながら××する、という並行作業をすると、どちらかが疎かになりはしないか、何かとんでもないことしでかさないかと気になり、結果どちらにも集中できずに終わる。話をするごとき・食事をするごときで何が集中かと言われそうだが…。

歯磨きや食事レベルでも、基本的にそのことに埋没しているため、話しかけられると調子が狂う。「ちょ、ちょっと待って。これ終わってから」と言っても、母にはその「並行作業が出来ない」という感覚が分からないため、平気で「何言ってんの。そのくらい出来るでしょ」と言ってそのまま話すのだが、そうすると結局「アンタ人の話聞いてた?」となりがち。だから言ったのに……と呟きたくもなるが、母は並行作業が出来る人なので仕方ないのか。何なのか。こっちからすりゃ母は超人脳に見える。よく料理中もあんなに喋れるものだ。

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