■悪口の仲介屋
悪口を人づてに聞いたりしたとき、一番悪いのはその仲介者ではなかろうか。
悪口を言う人間を悪いとは思わない。
人間はひょんなことから悪口を言ったりしてしまうものだからだ。
悪口を気にする人間も悪いとは思わない。
気にしない無神経な人間はそうそういないだろう。
一番悪いのは仲介してくる人間だ。
「あいつがこんな悪口言ってたよ」
と、それを伝えるという行為は相手に不快感を与えるだけではなく、
悪口を言った人間の信頼を裏切ることにもなる。
そして、自分は悪いことをしたとは思っていない。
これほどたちの悪い人間はいない。相当な極悪人ではないか、と思うがどうだろうか。
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