http://www.gamespark.jp/modules/news/index.php?p=5487
リヴァプールを拠点にするUKの開発会社BS Studiosは、全く新しいコンセプトを取り入れた新機軸のFPS、S.H.E.E.P.: White Cloud EternityをPCと次世代コンソール向けに発表しました。なんと本作は、だだっ広い草原を舞台に、プレイヤーがリアルなヒツジになって草を食むという、動物シミュレーターにも近い内容になっています。
一見するとただの景色にしか見えない上のスクリーンショットを見てもわかるとおり、S.H.E.E.P.: White Cloud Eternityでは、ヒツジの生態や行動をリアルに再現することに徹底しており、爽快感やゲーム性は一切排除されているとの事。ゆえにHUD(インターフェース)もとってつけたかのような非常に簡素なもので、群れと一緒にゆっくりとマップを移動しながら、草を食んだり寝たりすることがゲームプレイの大部分を占めます。
FPS(First Person Sheep)視点の導入により、プレイヤーは自分がまるで本物のヒツジになったかのような独特のカメラビューを体感することができます。ゲームプレイに関する詳しい情報はまだ未公開ですが、コントロール方法はごく一般的なFPSスタイルで、他にも「草を食べる」「メェと鳴く」といったアクションを取ることができます。
ワロス。
そういえば、ベーリング海でカニ漁をするゲームとかも発売予定にあったな。
一つ思うのは、今後、グラフィックのリアリティを実写に近づけた結果、ゲームの内容やテーマも現実に近くなるのではないかということだ。というか、そうしないと、説得力がないのだと思う。(もちろん、FPSもSFが題材のゲームもあるが、現代戦物が主流になりそうな気がする)
もちろん、日本のゲームが今後どうなるかは分からないけど、ゲームの内容がアニメ的ファンタジー物が主流のままだとしたら、やはりグラフィックも、写実的なものではなく、アニメと実写の中間のような表現を追及していくんだろうなと思った。