浮気は仕方がないことなのかもしれない。
でも、それと、わたしの尊厳を踏みにじることとは別の悪さだ。これ見よがしに目の前で彼女とメールしたり、わたしを家から閉め出したり。冷却期間を置くための別居、といいながら結婚指輪は捨てて出ていったし、こちらがせっつかないとそれ以降連絡もしてこなかった。彼女からはビッチ扱いを受けて、「わたしたちに関わらないで」とキレられた。彼はそれを止めもしなかった。
自分たちの罪悪感を薄めるためにやってるって、頭では思うけど、それでもズタズタになる。だってもうわたしなんて人間として扱われてないって感じるんだもん。
あれから何年も経って、まだ死ぬことを考える。自分は価値のない人間だって思う。「忘れろ」「なぜ変わろうとしない」って責める人もいる。心配してくれてる気持ちがあるのも分かってるけど、やっぱり責められてるようで、後ろめたい。苦しむことにも罪悪感がある。
やっぱりわたしがおかしいのかも。あそこまでされるには罪悪感以外にも理由があるのかも。自分では分からないけどバケモノみたいな存在なのかも。あるいは自我が脆弱なユーレイなのかも。こんなめんどくさいこと考えて泣いてばかりいるなら、死んだ方がいいのかも。
答えはでない。
別れるときでもせめて互いの人格は尊重しあいたいものですね。
あなたを傷つけたその醜い二人の人間よりあなたは比較にもならないくらいまともな人間だし、世の中からいなくなってもらっては困る側の人間です。その二人はむしろ居ない方がマシだ...