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これはたぶん、「相手が悪かった」のだと思いますよ。
かなりの確率の人が松竹とか東宝のような所謂「メジャー会社」の関係者だって言われてます。
だから、キネ旬とかブルーリボンとか、他の賞では評価されている作品が無視されている場合、その作品は独立系の会社で制作されていることが多いです。
あと、役者さんも、若手の人よりは、高倉健とか吉永小百合とか、メジャー会社に「専属」だった過去がある人の方が、断然有利。
で、オダジョー氏を破って賞を獲得した吉岡秀隆氏なんですが、「専属」でこそなかったものの、松竹の寅さん映画に１６年間も出演していた経歴の持ち主です。たぶん、メジャー会社の関係者の人たちにとって、吉岡氏はこの世代の俳優さんではほとんど唯一の「自分たちが育てた俳優」です。で、票も彼のところに流れがちになってしまうのではないでしょうか…
吉岡氏は２年前にも主演男優賞を獲得していて、しかも、その時の作品も「三丁目の夕日」なワケで、さすがにひいきの引き倒しというか、本人も気まずそうにしていましたね。
東京タワーが軒並み賞を取った中で一人最優秀主演男優賞を取れなかった オダギリジョーはよほど嫌われてるのだろうか？
これはたぶん、「相手が悪かった」のだと思いますよ。 日本アカデミー賞の投票をしている人たちのうち、 かなりの確率の人が松竹とか東宝のような所謂「メジャー会社」の関係者...
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