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2024-03-22

anond:20240322073232

寅さんならこう言うね!『「さん」を付けろやデコスケ野郎!』

2024-03-20

anond:20240320093951

海外旅行好きの女性って何か特徴ってあるのかな。

そういえば旅行好きにしばしばみられる行動として、訪問場所の事前チェックがある、とふと思った。

国内海外わずだし、男女問わずだけど。

旅行に行く前の準備行為として、絶対に逃すべきではない場所食べ物を入念にチェックする。

現地でセルフィを撮って、インスタなどSNSで送る、という行動がみられる。

最近では、インバウンド来日する外国人にとてもよくみられる光景だ。

映え写真をとっては、憧れのいかにもNIPPON!な光景に興奮して即座にSNSで送る。

旅行好きの人たちにみられるこれらの行動は、スタンプラリーとほぼ同じ意味を持つ。

日常との差異体験やよその世界ちょっとだけ繋がったりできたことの証明自己顕示が欲しいのだ。

その意味で、他の人のインスタと同じ構図で撮影することが現地に到達したこと証明するうえでとても重要

このような形で消費される、「日常では手に入らない新しい体験」は、要するに、「ごっこ」であり、エコツアーにしてもアグリツーリズムにしても何しても、

現地との関係性を一瞬だけ体感できる、という意味で、旅行者が憧れていた「日常との差異」や「関係性」を消費する行動なんだろうな。

さて、それが近年の傾向なのか?というと恐らくそうではなく、これは、かつての絵葉書を送るというスタイルから変化した形で、

東海道五十三次時代からそうであっただろうし、男女にも差がなく、古今東西それほど大きな違いはなさそうだ。

日常との差異を消費し、疑似的な関係性に癒されるというのは、昔からあったのだろう。

ところで、僕は男性で、わりと旅行好きというか、仕事柄、年がら年中、スーツケースをころがしている。

そんな男性立場からみて、女性のほうが傾向として強く、逆に男性に弱いことでひとつだけ思い当たることがある。

それは、旅先で一時的体験する関係性を、その後も持続させようとする傾向だ。

旅先で知り合った人とその後も連絡を取り合ったりとする傾向は女性のほうが強い気がする。


「おもいでぽろぽろ」というジブリ高畑勲監督映画(1991)がある。

都会育ちのOL女性田舎暮らしに憧れる、というところからスタートするこの物語は、農家体験をしてゆくうちに気持ちが変化し、

最終的に田舎暮らし決断するところで終わる。

この映画場合、旅先の地に女性を迎え入れる男性やその家族という存在があるが、

いろいろふりかえってみると、必ずしも現地にそのような迎え入れるひとや団体がなくとも、旅先で憧れた現地に、そのまま飛び込んでいく女性というのをしばしばきてきた。

アジアアフリカ中南米で。かつて、「なんでこんなところに日本人」という世界の片隅で暮らす日本人を紹介するテレビ番組があったが、その番組で紹介しているのも、若い女性の活動が目立っていたように思う。

「男女差」という視点で、いろいろ参考情報をみていくと、例えば

海外留学の男女比も女性のほうが10ポイントくらい高いのだそうだ。

また、男女管理職別で見ると、男性は自社内のキャリアアップ意向が高いのに対し、女性男性よりも転職でのキャリアアップ意向が高いのだという。

男性女性よりも保守的で、外に関心がない、という傾向はそこから見て取れるのだが、

だが!しかし、、、、

果たして、そんなふうに男女差を単純に断じていいのか?とも思う。

それでも確証はないけれども、これらの数字が出ている以上は、それにむすびつく何かしら男女差のような背景はありそうだ。

まずは、男女共同が叫ばれつつも今をもって日本男性社会であるという事実から出発してちょっと考えてみる。

突飛な発想かもしれないけど、1970年代初めごろの歌謡曲で「瀬戸の花嫁」という歌を思い出した。

瀬戸内海小島へ嫁が嫁ぐ様・心情と、新生活への決意が歌われている。

あなたの島へ お嫁にゆくの 若いと誰もが 心配するけれど 愛があるから 大丈夫なの」

当時、女性が他の家に嫁ぐということは、程度の差こそあれ、この歌が表現しているように、

ホームからアウェイに飛び出してゆくことであり、その後一生アウェイで暮らす覚悟必要だった。

ドラマおしん」(1983年)も思い出す。朝の連ドラとしては異例の一年間の長編ドラマとなった「おしん」。

そこでは、さらもっと幼少のころから嫁ぎ先へとひたすらアウェイ過酷人生が描かれ、しまいには終戦時に夫が自殺し、どん底な半生が半年くらい描かれている。物語の後半では、敗戦後、残された子供を抱えて女手ひとつ小売店を立ちあげ、自立してゆき、やがて息子へ引き継いでゆく姿が描かれ、多くの女性共感を呼んだ作品だった。

孫までいるおばあちゃんとなったおしんだったが、おしんドラマは、事業を引き継いだ息子が無謀な事業拡大を始めたことで経営リスクに直面し、育て方を間違えたと自信を喪失したおしん過去を振り返るために旅に出るというシーンから始まっている。一年近いドラマの終盤300話くらいから、その伏線を回収し始めるという、息の長いドラマで、橋田壽賀子、すげえという感じしかない。

アウェイ世界でたくましく生き抜くおしんとは対照的に、登場する男性はどいつもこいつもダメな男ばかり、というのも印象に残った。

「嫁ぎ」に象徴されるように、簡単に引き返せないような事柄に身を投じるエネルギー、勇敢さ、芯の強さは、男性社会のなかで女性文化的に育まれものなのかもしれない。

昨今では、結婚就職になぞらえる向きもあるけれど、かつての日本社会はいったん他の家、姑の支配下に入ったら最後、そんなに生易しい現実ではなかったはずだ。

男性は芯がないくせに保守的で臆病だからこそ外の世界渡り歩いていて、仮に失敗してもギリギリホームにもどってこれる、みたいに何か安全弁のようなもの男性社会のものがもっていた。ふるさと家業を継ぐなんて選択肢が30代くらいの人生の岐路に用意されているとかね。

一方、女性は嫁ぐにしても出戻るにしても自分の居場所を確保するには厳しい世界

「嫁ぐ」という習慣、因習宿命からまれた、抑圧される女性の生きるエネルギーが、むしろ社会を変える力になってゆく。

これはなかなかパラドックスだと思った。

翻って、旅行好きの女性について思うことは、ホームグラウンドからアウェイ世界に飛び込むという意味

かつての日本によくみられた嫁ぐという宿命と旅は似たところがある。嫁ぐ行為が違うのは、それが片道切符であり、二度と戻れない覚悟必要だということだ。

若い女性にとって、日常空間から飛び出す、という旅行体験は、やがては「嫁ぐ」という運命現実世界で待ち構えていた時代には、疑似的に自分覚悟能力を試す場としてより大きな意味があったかもしれない。

嫁ぎ先である日本社会日本人男性漠然失望している場合

希望がもてなければ、いずれにしてもアウェイ世界で生きる宿命ならば、

いっそのこと、旅先の現地でとどまって残りの人生を過ごすことも選択肢としてはあり、くらいの感覚深層心理にあるのではないか妄想する。

一方で、男性のほうは、ホームグラウンドである故郷というもの概念として存在していた時代都市に何世代も定着した人口が急増したここ四半世紀より前の20世紀)は、旅というのは、違った意味を持っていたと思う。

かまやつひろしの歌で「どうにかなるさ」というフォークソングがある。

「見慣れた街の明り 行くなと呼ぶ」

この世界観は、瀬戸の花嫁のようなアウェイ世界で生きる覚悟は感じられない。アウェイでもどうにかなると思っているのだ。

なおかつ、ホームグラウンドを出て行ってもなお、温かい視線旅人である自分に向けてくれていると信じているのであり、「男はつらいよ」のフーテン寅さんとほぼ同じ世界観だ。

そういえば、寅さん映画も、旅先での関係性を持続できないということがひとつの大きなテーマになっていることに気がついた。


民俗学者宮本常一は、故郷を捨てて放浪する旅人考察した文章のなかで、そうした旅人

地元を去って放浪した末に、やがてひょっこりと故郷に戻ってきて、旅先で得た経験や新しい知識を広め、地域活性化寄与する機能果たしていたことを、

世間師という言葉表現した。そんなことも思い出した。

世間師というのは、故郷側の人間が出戻りの人間に対して名付けた呼び名で、一種の敬意が込められている。

嫁ぐということが待ち構えておらず、ゆくゆくは地域社会リーダーシップをとっていかなければならない男性潜在的意識として、旅は武者修行であったり、広く見聞を広め、世の中の解像度を上げるための行為だったのかもしれない。会社組織が全国各地の赴任経験を重視しているのも同じ価値観といえる。

かつて東南アジアへのセックスツアーなどがあったように、赴任先、旅先で恥をかき捨てるのも主に男性だ。

男の旅というのは、ちまちましたもの火遊びのようなもの。家から離れて外の空気を吸いたいというものだ。近所のスナックだったり、家庭が壊れないようにという不安があるからまり大きなことはできないが、脇が甘いから夫が捨てたラブホテルマッチを妻がゴミ箱から発見してしまう。やまだ紫の「しんきらり」という漫画では、そんな情景が描かれていたのを思い出した。

しかし、この四半世紀、女性社会進出や、結婚観は大きく様変わりし、嫁ぐということを前提としない将来像を女性模索する時代になった。

テレビドラマも、90年代以降、女性社会進出を反映して、トレンディドラマ代表されるように、キャリアウーマンがオシャレなレストラン食事する、みたいなシーンが増えた。

東京ラブストリーとか。憧れのロールモデルが描かれるようになったということだ。ドラマ世界にあこがれる、ということが90年代まではあり得た。

しかし、現実女性社会的地位はどうだったかというと、総合職課長以上に登れるのは一握りで、相変わらず賃金格差があり、お茶くみやらと男性社会における旧態依然とした女性役割押し付けられていたのが現実だ。その現実90年代ドラマショムニ」でよく表現されていたように思う。

しかし、時代は変わって、憧れの東京に向かって、急速に人が流入しつづける時代は終わりつつあり、受け入れるキャパもなくなってきた。

中長期的には東京一極集中トレンドは変わらないものの、それは不動産価格トレンドに連動したもので近隣県から流入が中心。一方で、田舎というベースをもち帰省必要な人というのは減っているのではないか首都圏の人は首都圏世代を重ねるし、地方の人は地方価値見出し仕事をみつけ、結婚し、次世代を育てる、という人口流動の安定期になってきたようにも思う。帰省という形でつながっていた地方ふるさとホーム)との関係が途切れてきているといってもいい。

そうなると、都会の人間地方に見出す価値というのものというのは、失われた関係性そのものに重きがおかれるようになるのは自然なことだ。

その結果、その後に続くドラマの傾向としてみても、女性理想像ではなく、もっと実態に即した現実を映し出す、自分探しのようなドラマが増えていったように思う。

一昨年のドラマファーストペンギン」とか「ユニコーンに乗って」なども、スタートアップ企業テーマ女性自画像模索した作品で、近年の傾向を象徴しているように思えた。

ファーストペンギン」のように地方移住テーマにした作品は、アウェイ環境女性ポテンシャルを試そうとするという意味では、「嫁ぎモデル」の延長線上にあるような気もするが、都会との関係性が交錯しながら物語が進むところに、考えるヒントを与えてくれるドラマではあった。


そんなことをおもった。そもそも旅行の話からはかなりズレてしまったけれど、女性が旅に何を見出しているのか、というのは女性人生観ということと絡めて考えてみると、興味深いテーマだとは思う。

とりとめもないメモです。

2024-03-13

anond:20240313152323

あぁ、なんかイメージがぼやけるなと思っていたら

高山でも長岡でもなく、高岡かぁ

あの規模の全国区じゃない町は難しいよね


近辺ではブイブイ言わせてた越後塩沢

新幹線の開通で湯沢にみんな持っていかれた


寅さん知名度が上がり懐古園のある小諸も、市の中心地だった中込

商店街は寂れ、シャッターが増え・・・

半面佐久平モールもでき、次々と宅地開発されて


けれども、アクアラインに期待した木更津横浜に客を奪われた

高岡は失敗と言われるが

結果としては、成功してる可能性がある

ちなみに、温泉街スキーでホクホクだった湯沢でも

高速のICができたら国道沿いの店が軒並み潰れた

効果測定は難しいよ

2024-03-11

妹が大学の男友達寅さんに似てるって言われたらしくて朝からずっと落ち込んでる

絶対笑っちゃ駄目なんだけど面白すぎる

俺も似てるもんな

でも女の子渥美清似はちょっと嫌なんだろうな

かわいいのにな

2024-03-08

anond:20240307180610

寅さんだったやで

誰も観てなかったやで

バスガイド告白した痛いワイやったやで

2023-12-23

anond:20230812145912

寅さんとか、風来坊系は、むしろ最強キャラだと思う。

金とか肩書とか恥とか、そういう浮世の人が気にしている一切を無にしていく。

2023-12-06

anond:20231205193039

自己肯定感アゲアゲ文化労働奴隷を育てるためという指摘は正しい。

アメリカプロテスタンティズムの影響も強く、労働を通して実力で認められ勝ち取るという価値観が異常に強い。美醜などの価値観もこの枠組に包含されている。

反動多様性推し進められているが、それすら「あれも美しい、これも美しい、全部美しい」というように、「美しい=善」という、強弱や善し悪しの枠組から逃れられていない。

社会のものさしに沿って自己肯定しなければならないのは辛い。ものさしが一方向(良い悪い=強い弱い)しかないので、そこにはまらない人間自己卑下するか増田の言うように欺瞞的な肯定を言い聞かせるしかない。

「良い」のベクトルは一方向性で、社会に役立つかどうかという視点に貫かれているので息苦しい。みんな違ってみんないい、よりも、みんな違ってみんなだめ、という方が気は楽だ。幸福な家庭は一律で、不幸は多様だというのと似ている。だめなままでも気楽に生きられるのが本当に多様ということである

自分はこんなにだめなところがあるが、人間くさくていいじゃないか自分好きだ、と開き直ると生きやすい。実際、強い人間より弱さを見せる人間の方がよほど好かれる。だめなままで、社会基準を半分降りて生きる物語寅さんなどに代表される。

社会のものさしは社会維持や拡大をめざす構造上それを大っぴらに許容しない。許容される必要があるだろうか?と最近思う。半径を狭くして、社会とは違うものさしを持ちたい。

2023-11-05

寅さん葛飾柴又こち亀亀有ビートたけし足立区が全部江戸っ子エリアでも下町でもないと知って衝撃受けた

この衝撃わかるか?

2023-09-17

anond:20230917215532

東京にも色々個性があるのでそこは分けていただきたい。

一等地に住んでるおしゃんぴーなタイプから下町気質寅さんタイプ上京移民2世民もいるし、大多数は初代地方移民構成されている。

こいつらの大多数がナチュラル東京は一番だと思っているのでやっぱり殺した方がいいかな。

2023-09-14

anond:20230914140329

女たちにより偽善的に振舞って、俺らから女たちを奪わせるために、男性アイドルが喜ぶポルノを作らせたいんだろうな。

男性アイドルポルノで抜き、女に余裕をもって接し、それ以外の男は、非モテを拗らせ、ポルノでも抜けなくなってるから必死になり、キモがられ、レイプでもしないと子供も作れないと。

実際そういう社会になってるからなぁ、ジャップランド

から漫画アニメ主人公とか、男娼アイドルみたいな中性的な顔立ちで、ああいう奴らが良く演じるようなドラマ主人公みたいな性格の奴ばっかなんだろ。

勝新太郎とか寅さんみたいな主人公ハーレムアニメとかエロゲとか存在しないじゃん。

2023-09-02

anond:20230902015155

男はつらいよ精神ものすごく男女論にとって興味深いところはある、なんで論じてるやつがいないのか不思議なくらい

寅さん最後失踪死だし、日本版レディーファースト騎士道精神のようでもあるし

2023-08-27

[] そのななひゃくろくじゅうなな

ウィリーッス

 

日曜作業お疲れ様です。

本日日本においては男はつらいよの日寅さんの日、ジェラートの日となっております

寅さんといえば口上が思い出されますね。

スラスラと出るあの言葉応酬は少し真似してみたくもなったりするものです。

というかあのやりとりがあるからこそ、その言葉達の中に潜む意味合いが深く突き刺さるのかも知れませんね。

コミュニケーションというのは奥深いものですね。

まぁアレは演劇ですが。

 

ということで本日は【適度なコミュニケーションいか】でいきたいと思います

適度なコミュニケーションいか!適度なコミュニケーションヨシ!

 

それでは今日も一日、ご安全に!

 

追記

先程の朝礼内の掛け声において“適度なコミュニケーションいか!”と書くところを“程度なコミュニケーションいか!”と書いてしまいました。

現在はその誤りは訂正しております

今後はタップタイピング発音の仕方などをしっかりとして、誤った掛け声にならないように努めたいと思います

2023-08-21

概念となったキャラクター

ジョーカー
寅さん
デビルマン
  • AとBの中間存在
  • AでありながらBの側に立ちAと戦う
  • Bとして歓迎されることもない

2023-08-12

弱者男性主人公にした作品

阿Q正伝魯迅 中国

弱男度:★★★★★

悲惨度:★★★★★

弱男文学界ラスボス貧乏ブサイクで字も読めない性格も悪い主人公阿Q(仮)が、何の救いもなく転落していく話。

精神的勝利法」という思考法も阿Q(仮)を弱男たらしめている重要要素。底辺なのにプライド人一倍高い。

金持ち女中に言い寄ろうとして逃げられ村八分になり、盗みを働くようになる。

革命に便乗して騒いでいたら、最後頭が悪いせいで冤罪処刑される。

何が悲惨かというと、死んで悲しまれないどころか死自体冤罪無意味なところ。

ノートルダムのせむし男ヴィクトル・ユゴー フランス

弱男度:★★★★☆

悲惨度:★★★★★

阿Q正伝東洋の弱男文学代表だとしたら、ノートルダムのせむし男欧州代表

主人公カジモドは見た目がキモいという理由で親から捨てられて幽閉されて育てられる。

自分に優しくしてくれた美少女に恋するけど、美少女はカジモドに怯え、チャラ男騎士(既婚者・クズ)に恋をする。

美少女自分に振り向くことな処刑されて、カジモドも追いかけるように死ぬ

カジモドは阿Qほど性格が悪いわけではないので、弱男度は少し下がる。

方舟さくら丸(安部公房 日本

弱男度:★★★★☆

悲惨度:★★☆☆☆

「豚」というあだ名自称「もぐら」は、名前通り豚のように太っていてモグラのように穴蔵にこもって生活している。

穴蔵は地下の採石場跡でシェルター。そのうち起こる核戦争に備えて「方舟要員」にふさわしい人間を探している。

そしてインチキ昆虫を売る元自衛官サラ金取り立て屋、結婚詐欺女を選出する。

そんなこんなしているうちにジジババ清掃隊やらDQNグループシェルターに入り込んでくる。

この主人公もぐらは見た目がキモいだけでなく、結婚詐欺女の放尿音を聞き耳を立ててたり色々キモい

ただ阿Qやカジモドと比べて、まだ人間扱いされているのと、他の登場人物ももぐらと変わらず全員クズ悲惨度は低め。

詐欺女には鴨にされているフシが有るけど。

よだかの星宮沢賢治 日本

弱男度:★★★☆☆

悲惨度:★★☆☆☆

よだかは兄弟は美形なのに自身ブサイクなせいで嫌われていて、終いには「鷹」と名乗るなとまで言われてしまい、故郷出奔する。

その内自分以外の生命を食べて生きている事自体嫌悪感を抱くようになる。

いっそ焼け死んでもいいと太陽に近づくけど「星のところにいけ」とあしらわれ、

星のところに行っても相手にされない。どこにも居場所がなく飛び続けて最後は青く燃える星となる。

一見するとかなり悲惨だが、阿Qや豚と違いむしろ人柄は高潔最後は星になっているので弱男度・悲惨度はやや下がる。

弱男も高潔な魂を持てば星になれるよ…。いや、現世で何とかしてくれよ。

追記

弱者男性であることと性格の悪さは関係ない」というコメントが有るけれど、

性格人間社会生活をする上で重要パラメータなので無関係ではない。容姿年収健康と同じぐらい重要

ブコメに上がっている「寅さん」は、ダメ人間だけど憎めないところがあって、

おそらく困窮してもさくらタコ社長が助けるだろう。そういう意味で弱男度はかなり低くなる。

のび太もだめな子だけど、しずかパパが「人の幸せを願い、人の不幸を悲しむことができる人」と称賛するぐらいの人柄で弱断度は低め。

2023-08-02

anond:20230801144109

知り合いの話だけど、長男龍太郎とつけて次男が生まれた。

龍虎はセットだから

虎次郎となる予定だったのがさすがになんかダメだろうとなって

ただの次郎となった。

そのあと福武書店がBenesseとなり進研ゼミちゃれんじとかで「しましまとらのとらじろう」をつくったのでギリギリ回避

というかフーテン寅さん本名寅次郎なんだよね…回避できてよかった

2023-07-23

anond:20230723181253

はんちょう、とかまんまやん。寅さんとか。

2023-03-26

老いて狂いそうな父問題

父親、70代前半。

元々障害(軽いと言えば軽い)あったり、脳梗塞かなんかでちょい体動かしにくくなったか元増田のとことどっこいどっこいかな。

定年後もめちゃくちゃ元気だったけど、入院した後、飲酒DVD鑑賞の毎日。加えて去年一昨年と立て続けに父親母親亡くして一気に老け込んだ。

すごくキレっぱやかったけど、なんか感謝とか労い聞いたこともない言葉を口にするようになったり人の心っぽいものを手に入れた(フリはできるようになった)

元々人の気持ちがわからない人間相談と🦀は乗ってくれないし相談しようとも思わないけど(他の兄弟も同じ気持ちだったり心配かけたくないとかで相談とかしない)

多少の友達が残ってて、月に2~3回は父と遊んでくれている。

加えて町内会みたいなの(田舎なので)があってそれだけはなんとか出席してる。

王様独裁者タイプだけど、お金は持ってて人に振る舞うのが好きなので仲良くしてくれる人が残っている。実は寂しがりなんだろうし。

ただ、人の気持ちがわからない、寄り添えない。

お金解決以外の頼られ方をしらない、できない。されない。

お酒を買っておくとほんとに出かけなくなるので、酒は自分で買いに行ってもらってる。

近所のコンビニだと4~5本ぐらいが限界カート使えるディスカウント店とかで箱買いしてちまちま運び込んでたりしてる。

衝突回避システムを信じてるよ。ちょいちょいぶつけるので、本人も自覚あるのと、朝から酒飲んでるので、乗るのは月に2~3回に激減した

晩飯は週に5日か6日、都合悪い時以外は作ってて、都合悪い日の前日はカレーとか作りおいてたけど、色々面倒になってたまにしか作らなくなった。自分の分のお米炊いたりはしてるけど

食が細いので、2~3回に分けて食べてる。あとはカップラメーンminiとかふりかけごはんとか

冷食とかあったら勝手に食べてる

昔切れ散らかしてたのがウソのように丸くなった。

相撲笑点はわざわざテレビのある部屋に来てリアタイで見てる。あと前シーズン朝ドラと。今のは見てないっぽい。

あと、新しい番組とかついていけてないようで、昔から何度も見てる映画とかのDVDを繰り返し見てる。

釣りバカとか寅さんとか。耳も悪くなったのか大音量

幸いにして家が広いので、父の部屋の近くまで行かないとその音は聞こえないけど、いつも同じBGMが流れててちょっと引く。

かまちょだったのが、孫の遊んでる姿を優しく見守って、独り言行って、眠くなったら自室に引っ込んでとか、なんか優しくなっとる。落ち着いた

もうすぐ、私は引っ越します

今まで全部洗ってた食器はもう洗えません。洗濯もできない

他の兄弟相談した結果、引き受け先の手は上がらなかった。

私が結構ドライ性格で、面倒だったら見捨てるオーラをぷんぷん出しながら色々してたから、人が変わったようで、近所のおばさんとかに私に見捨てられたら生きていけないとか漏らしてるみたい。冗談だろうけど

ごめんね、見捨てるよ

まだ体動いて判断力あるうちに、入れるところ探してね


徒歩5分とかでしんどいかいうので、ほんとにお酒とか買いに行くのがリハビリというか最終防衛線になってる。

そういえば、うちに出入りしてた酒屋さんとか近所の雑貨店の人が、似たような年代で独り身の男性がことあるごとに色々頼んできて、ほっておくわけにもいかないって愚痴ってたなぁ。

感謝も薄いというか、ありがとうが言えない、表現できない、そろそろ限界だなーって。

民生委員さんとかかな~て思った。それかお寺か。

あと、自分で飼い始めたお犬様なのに全然世話しない。(おばあちゃんの役目から私に自然と引き継がれた)

わんちゃんどうしよう。連れてけないだけど…

ひなたぼっこしながら縁側で庭のわんこに餌あげたりするのは増えた。

わたしひとりで全部背負おうとして去年は私が折れかけてた

私がこんな性格なのと、母とはとっくに離別してるのと、ご近所さんとかの付き合いが残る古い地域なのがまだ最悪の方向に行ってない要因だと思いました

anond:20230326133216

2023-03-16

歳で変わるのは「感性」で、変えるべきなのが「態度」だと思う

ワイはもう40過ぎたけど「気持ち」なんて変わらないよ。ていうか「その時その時の気持ちしか人間にはないんだから別に30だろうが35だろうが40だろうが変わんないよ。

変わるのは「感性」だと思う。

感性経験に影響を受けて変わる。例えばガキの頃に親が見てる隣で見てクッソつまんなかった「男はつらいよ」を最近たまたま見直してみたら、寅さん感情移入して「つ、つれぇ~」と普通に感じるようになったりする。

それなりに内容覚えている思春期前に見た映画ドラマでも漫画でも本でもいいんだけど映画が一番違いを感じやすいと思う)で、面白かったやつと、世間的にはウケが良かったはずだがつまんなかったやつとを一本ずつ見直してみると良いぜ。意外と評価が逆転したり、逆転まではいかなくてもガキの当時とは心にグッとくるポイント全然変わっていたりする。それが感性の変化だよ。

だいたいの人は子供が産まれたらやっぱ他人の子供にも何となく目が行くようになるし、それ以前に他人の子供が騒いでた場合に「うるせえな!」と感じていたのが「お互い大変っすよねー」とか思うようになったりするわけだ。親としての経験を経て感性が変わってるってこと。元増田は事前に思っていたほど劇的な変化が自分に起きていないので戸惑っているのだと思うが、まあゆっくりやっていこうや。

次に、変わるんじゃなくて、変えるべきなのが「態度」だよ。

元増田がもうすぐ30とのことで、例えば今度の春の新卒新入社員とは6歳差とかだったりするわけだ。6歳差つったら新卒が小1の時に自分は中1だぜ。小学生から見た中学生なんて超大先輩だし、自分新卒ときの30手前の先輩とかすげー「主力」感だったりしたでしょう。

まあこれはアラサーアラフォーオッサンオバハンがやらかしちなことではあるんだけど、年長側からするとけっこう年下の相手でもなんか全然気楽に接しがちというか、役職とかの違いはあれども別に気にしないみたいな感じになってしまうのだが、下から見たら全然そうじゃないんだよね。

元増田は今度の新卒の子から既に相当「後輩として、先輩に配慮した態度」を取られる立場なわけで、じゃあこっちも「先輩であること」を前提にした態度に変えなけばならない。

この立場の差をテストするのには、後輩の子に明らかにつまんないダジャレギャグを言ってみるとよい。相手が明らかに愛想笑いしてくれてたり、ツッコむにしても優しいツッコみだったら、自分は相当に配慮されているということである

自分若い時に目上の人からどういう風に接してほしかたか、どう接してくれたら嬉しかたか、逆にどうされたらウザかったかを思い出してみよう。あなたの取るべき態度の答えがそこにある。

まとめると、年齢に応じた経験によって変わる感性と、ある程度自覚的に構築する態度とが、「大人」ということなんだと思う。

奥様の無事なご出産をお祈り申し上げます

anond:20230315151348

2023-03-08

[]のび太と空の理想郷

のび太と空の理想郷』を見てきたので感想。いつものごとくネタバレ気にしてないのでネタバレ嫌な人は回避推奨。あらすじ解説とかもやる気ないので見た人向けですぞ

総評

85点ヤッター! 点数の基準は「上映時間映画料金を払ったコストに対して満足であるなら100点」。有り体に言えば凡作+程度であって満足ではないんだけど、個人的な加点要素として「映画館のサービスディを利用して1,200円でみた」「やっぱVガンはいいよね」があるので実は加点で100点。余は満足じゃ。

のび太エンジェルハイロウ

崩れ落ちる空の理想郷の上で、友情憧憬がぶつかり合います

平和祈りユートピアの輪を飛翔させるのでしょうか。

さらわれた幼子の魂が心を操る光を落とさせるのでしょうか。映画ドラえもん、『のび太と空の理想郷

見てください!!

感想

全体的の凡作と評したとおり、いつものドラ映画構成で退屈感はあり、ひねりもテーマ性もドラ映画の傑作と比べて足りてないのだけど、「未来世界犯罪者が空に浮かぶ巨大要塞都市さらってきた人々を満載して、『人の心を操る光』で心の優しい優れた人間に改造して世界平和にする計画を立てている」という、おい、おま、Vガンダムだろ。という立て付けなので歪んだおたくであるワイは楽しめました。

クライマックスにはコロニー落としもあるよ。

パーフェクト小学生のび太の「わるいね、またホームラン撃っちゃって」っていうセリフには一聴の価値があるとおもいます。一方でしずかちゃんシャワーシーンには「裸のお姉さん!?」という台詞はありませんでした。

最近の新作ドラ映画の悪いところである「なんかクライマックスっぽいシーンで友情とか友達とか大切とか、そういう盛り上げワードを散りばめただけの、実は説得の理屈的にはあん意味合いのないセリフをぶっこんで、とりあえずいい話風にしときゃいいだろ」っていうのは、この映画でも健在で、そういう意味ではすごくダメ映画なんだけど、ドラ映画に対する期待値宝島マイナス方向二次元突破してたから無傷ですんだ。

しろふうてんの寅さんと同じで、あんまり面白かったらむしろ良くないのかもなぁ、とも思いますし。

2023-02-09

柴又行くんだけど

何食べたらいいのか知らないので教えて。寅さんの家いけばいいの?

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