大した目的が見つからないのなら、誰かのために生きるのも悪くない。
但し、100%失わないのであれば。
そして、100%失わない相手なんて存在しない。
自分の中の目的は、自分の心がけさえあれば100%失わない。
誰かそのものを目的とすると、失わない可能性は100%じゃない。
もし失った場合、そのダメージで人格が破壊される可能性が高い。
つまり、自分に価値がないと思い込むようになったり、
失うことを恐れるあまり愛することや愛されることから逃げるようになってしまったり、
逆に、異常な束縛をしてしまうようになったりするかもしれない。
誰かそのものを目的とすることには、もう一つ問題がある。
自分の目的に対する行動の方向性は一致しているけど、
誰かそのものを目的にした場合の行動の方向は誤りやすい。
なぜなら、その誰かさんの欲求が分からないから。
自分の欲求は、時に誤ることはあるけど、方向性は殆ど一致する。
誰かの欲求とマッチしなかった場合の行動には、時に迷惑となる。
だから、誰かのためだけに生きることを勧めない。
そして、自分が与えることが出来るものを必要としている人の力にもなりたい。
別に失う可能性があっても構わないだろう もし失ったらまた別の人をターゲットにするか 自分も死ねばいいだけの話じゃないか