2007-12-15

鉛筆が足りない

ちょっと鉛筆を削りたくなった。

書道家が墨をすって精神統一を図るように、

私も鉛筆を削ればこの浮き足立った心も多少は静まるのではないかと思ったのだ。

早速、引き出しから肥後の守を取り出した。

だが鉛筆が見当たらない。

ちょうとそこに通りかかった姉は

鉛筆がなければシャーペンを使えばいいじゃない」とせせら笑う。

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