2007-11-16

http://anond.hatelabo.jp/20071116181202

しかし、増田では決して独立した人格を確認することはできなかった。

増田はときにアルファマスダーであり、アルファマスダーはときに増田であった。

アルファマスダーを確認できるのは良い記事を書いたときだけであり、

そこで得た名声が蓄積されることはなかった。

増田増田である。

あなたは増田であり、私も増田である。

この場所においては、あなたは私であり、私はあなたである。

増田たちは、自らがそれぞれ独立した人格を持っていることを知っているが、

他者にはけしてわからない。

また名前を掲げる者も、ときには増田となる。

増田もまた、ときには名前を掲げる。

ただし、それはあくまで「外」での話に過ぎない。

ある増田の記事に増田が反応し、新たな記事を産む。

その記事に別の増田が反応し、また新たな記事を産む。

積み上げられた記事はやがて樹となり、大樹となる。

この場所にある大樹は、今なお成長を続けている。

やがて死が、いかなる増田をもこの場所から引き離す。

唯一自認していた人格つまり魂すらも、この地球の大きな生命エネルギーの一部となる。

魂は魂と解け合い、そこにはただ生命エネルギーがあるだけである。

アルファマスダーは、アルファブロガーであり、増田でもあり、私でもあり、あなたでもある。

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