2007-10-11

http://anond.hatelabo.jp/20071011002852

俺はそんなに簡単に言える問題ではないと思うぞ。

女性が使ってもらえないなら、それはその女性能力が無いからだ、では、「本当はその女性にも能力があるが、差別されている」という場合を全く考慮せず切り捨てる事になる。考えが短絡的過ぎる。「能力がある者ならば当然使うだろう」なんていうのは分かっていると思うが無論、理想論に過ぎないわけで。実際にはそんなに美しくこの世は進んではいない(もしそうなら随分楽になるが)。無能が上り詰める事もザラだ。政治を見るだけでそれは分かる。「上り詰めた物を能力がある者という事にする」なんていう本末転倒な定義でもしない限り、そんな事は理想論。仮に上の者が、「自分は差別はしない」という確固たる信念を持っていたとしても、それでも偏見というのは本人の気付かないレベルで作用し、それはなかなか拭い去れない。「その女性が使われないのは、能力がないから」と判断するには余りに短絡的過ぎると言える。

記事への反応(ブックマークコメント)

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん