http://anond.hatelabo.jp/20070911080820
続けて自分も。
すがすがしさはなく、暗澹たる気持ちになりながら、見終わってもじんと心に残る佳作。
少年たちの揺れ動く心、けっして単純ではない機微。
それをうまく描き出した映画だと思います。
前レビューの増田も書いている通り、嫌なヤツ(デブ)もそう悪いヤツじゃないんです。
無邪気で、明るくて、何の悪気もないのに、あま噛みで血が出てしまう犬のように、彼は楽しんでいるだけなんです。
実際、まわりのみんなも、川を下るボートの中で彼との友情を感じていました。
うまくいきそう、、、、そんな予感がしていたのに。
でも、やっぱりデブは噛んでしまったんです。
そして、殺されてしまいました。
デブも、生きていればいつか、自分の行為が相手に与える嫌悪感に気付いたのかもしれません。
殺す側にまわった子供たちが気付いたように、大人になっていったはずです。
※この文章は、映画「さよなら、僕らの夏」のネタバレを含む感想です。 殺したいほど憎いと思う相手って、子供の頃にはいませんでしたか? 爆笑問題の太田さんが「子供の方が実は...
http://anond.hatelabo.jp/20070911080820 続けて自分も。 すがすがしさはなく、暗澹たる気持ちになりながら、見終わってもじんと心に残る佳作。 少年たちの揺れ動く心、けっして単純ではない機...