昔々、まだ通話料金が高かったころ、ある所に携帯電話を持った若者がいたそうじゃ。
ある日のこと、その携帯電話に不在着信の記録が残っていての、番号は近くの町の固定電話からのものだったそうじゃ。
その若者は「誰だろう?」と思いながら、そこへ掛けてみたそうじゃ。
「ぷるるる、ぷるるる、ガシャ…もしもし?」
その声は年老いたおじいさんの声だったそうじゃ。
「もしもし、こちら○○と申しますが、そちらから私の携帯電話に不在着信の記録がありまして、それで掛けた次第ですが。」
「何かの?良くわからんが、何の用事かの?」
「いえ、こちら○○と申しますが、私の携帯電話にそちらから掛かった記録が残っていまして、それで掛けた次第ですが、私は、そちら様がどなた様かわからないのですが。」
「なんじゃ?そっちが掛けたんじゃろ。家には若いのが何人かおっての、誰に用事か言わんとわからんがの。誰に用事じゃ?」
「いえいえ、私の携帯に不在着信の記録が……」
「わしに言ってもわからん。誰に用があるか名前を言ってくれんかの。」
「ですから、私の居ない間に着信がありまして、そちらがどなたかわからないのですが、お名前を教えていただけませんか。」
「何を言っとるかわからん。そっちが掛けたんじゃろ。誰に何の用があるかはっきり言ってくれんかの。」
「えー、そのー、ですから、そちらのお名前がわかりませんで…」
「用はなんじゃ!悪戯か?」
「あーいやーあのー……」
「やっぱり悪戯か!……ガチャ、プープープー……」
「……」
その後、それらしき電話はなくての、たぶん間違い電話だったんじゃろうが、せめて名乗ってくれればと、その若者はしばらく納得がいかんかったそうじゃ。
携帯電話の留守番電話に変なメッセージが残っていた。短いのでメッセージ全てを書いておこう。 「○○ちゃん。わたしだよ。ばあば。ちょっと電話、電話くれる?お願いね」 ○○に...
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とっとと電凸しる!
うちも携帯に知らないおばあちゃんとかおじいちゃんから留守電はいってるんだよ。 この間出てみて電話番号が違うって言ってみたんだ。 そしたら間違ってメモってたって。 ああ、携帯...
こちらから電話しようと思ったんだけど、その後仕事が立込んでしまいました。 おばあちゃん詐欺(仮称)より仕事の方が大事なんだよ。うわーん。 向こうからかけてきたらとったのに。...