夜中に小さいときのことを思い出した。
たぶん幼稚園~小学校低学年あたり。
父親を叩く子だった。とはいえ別にすんごく怒られるわけでなく
奴がそういうのを仕向けてくる。最初はわらってるんだ。
なんで親を叩くのかっていうと、私にとって嫌なことをしてくるから。もちろん私は怒る。
(からかったり、私のことを「このタコ」とか言ったり)
んで、小さい子とはいえ結構痛いもんだから最後は父親が逆ギレでひっぱたかれて私が泣くんだ。
嫌だつってるのにその頃は何度もその展開が続いていた記憶がある。
その度に私は自分の事を責めるんだ。私が怒らなきゃ良い子でいられるのに…って。
父親を叩く子供だなんてなんて悪い子なんだろう。それと同時に嫌なことをする父親が憎い、と。
欲しいものはほとんどかってくれる人だった。というか言わなくても好みがバレるらしい。っていうか甘いよね。
激甘な親だよね。
そういう所で私は愛されていたんだとわかる。だから余計に自分を責めてしまうんだ。
だからそのくらい目をつぶってやれよ、と。そっちのがまんのほうがつらいよ。
きっとおもちゃとか欲しいものとか買ってもらうよりも、
からかったり嫌なことを言わずに普通に遊んで欲しかったんだろうと思っている。
やっぱり父親は苦手だ。たぶん同じように父親も娘が苦手だったんだろうな。