家族のことを愛している。とても大切に思っている。
事情から、思春期辺りから成人してしばらく経つまで一緒に住んでいなかった。
だから、家族全員で住めることをとても嬉しく思った。
けれど最近は家族が鬱陶しくて仕方ない。これが反抗期というやつなのか、と思ったりするけれど、どうなんだろう。ある時期から両親は今までしたことのなかった口論をし始めた。その辺りから私の家庭崩壊は始まった。もう口を聞くのも嫌だ。顔をあわせるのも。学生はもうすぐ終わる。そうしたらこの家から出よう。…でもこの家はきっと私が家を出るのを許さないだろう。私はこの家のそんなところが嫌いだ。
下手したらいつまでもこの家に縛られることになる。家族を愛している。けれど憎くてたまらない。
こんなこと、人には言えない。だって家族が嫌いな女なんて、きいただけで性格歪んでそうだもの。
もう家族ごっこするのつかれたよ。
いつまでも、あると思うな親と金。
一応言っとくとその感情は正常。 家族や血縁というのは密室のようなもの…という言葉など既に使い古された言葉に属する。というか、夫婦間ならいざ知らず自分が選んだわけでもない...
小中学生ならいざ知らず、20も越えたいい年の人間が今更親嫌いだなんて何いってんだ…と思う自分もいるんだ。 一言も口をきかない両親、口を開いた時には怒鳴りあい、 一人はテレビ...
親は人間。 他の人間と同じくらい憎んでもいいし、 他の人間と同じくらい愛してもいい。