その油紙を明けてみると、中に入っているのは黒いイチゴではないか、黒光りしてなかなか綺麗なイチゴだ。今まで見たことがなかった。しかし、一体何のためにこんなものを作ったのか、決して炭化しているわけでもなさそう。とても甘酸っぱいニオイが周りに漂う。あの男はなんでこんな物を俺に渡したのか?そのことで頭のなかを様々な憶測が駆けめぐった。またイチゴを油紙に包んでから、一眠りする事にした。
ウトウトしているうちに、車両は目的地の駅に到着、私は眠ったまま通り過ぎた。
どこかで変な声が聞こえた。しかしまだ眠い。しばらくして目が覚めると、乗客が私以外にみんないない。
ボーっとした頭をハッキリさせたくて顔を叩く、するとなんだかヌルっとした感触が手に伝わってきた。
それは、血だった。「キャーーーーー。」車内のどこかで悲鳴が聞こえた。
なんてのはどうだろうか。 従来のリレー小説は作者が順番に書いていくだけで分岐はないけれど(前例があったら教えて!)、 増田なら比較的簡単に実現できると思う。というか、前にあ...
anond:20070525141940 とりあえずやってみようよ。というわけでいくぜ。 -- その日、私は増田を覗いていた。自分の書いた日記にトラバが来ていないか確認するためだ。夏休みのあった学生の...
8年前、自分はある北の街に住んでいた。 ご存じの方も多いと思うが、日本の一部の地域では、8月31日は別に夏休みの最後の日ではない。お盆が過ぎれば学校が始まっている。自分の住ん...
http://anond.hatelabo.jp/20070525162807 「おい、君」 声をかけてきたのはこの暑い最中に黒い革ジャンを着込んだグラサンの男だった。ボサボサの頭、無精ひげ、どう見てもまともな人間には見...
ドラマか小説なら、こんな油紙に包まれた三角形の重いブツなんて一つしか考えられない、そんなものを預かったら大変なことになる、車内の他の人に見られたら大変なことになる、そり...
その油紙を明けてみると、中に入っているのは黒いイチゴではないか、黒光りしてなかなか綺麗なイチゴだ。今まで見たことがなかった。しかし、一体何のためにこんなものを作ったのか...
その悲鳴は女のものだとすぐにわかった。 顔を怪我しているように感じなかったので、どうやら血は天井から落ちてきたものらしい。 何か嫌な予感がしたが、俺は天井を見上げてみた。
それは、いわゆる「大人のおもちゃ」といわれるものだった。なんでこんなものを? 預かってくれ、と言われても。 慌てて油紙に包み直して、鞄にしまって考えた。捨てるだけなら人に渡...
向かいに座っていたのは、おばあさんだった。 「あなた、自動車の免許持っていらっしゃる?」 そう上品そうな言い方でおばあさんが声をかけてきた。いきなり何を言い出すのだろうと...
「あの。●●高校のひとですよね?」 私が度の合わないメガネ越しに無理矢理合わせて見たその顔は、その半年後なら間違いなく「イケメン」と言ってもてはやされそうな造作だった。ク...
あの日はやけに暑い夜だった。学生時代の夏休みの最後の一日となるこの日も、他の日と同じく怠惰に過ごしていた。 あの頃はブロードバンドなんていう言葉すら存在していなかった。...
昨日のマイミクに彼女が……は個人情報の公開の危険性へ発展。レストランで働いているも男と女どちらがましか問題に発展。さらに、ヤリ捨てで充分だからの続き聞かれてもいないのに...
ライフゲームみたいに生き残ればいいけれど、結局は続ける人がいないとおしまいなんだな。
リレー小説も考えたけど、書く方はともかく、読む方は分岐されると辛いと思うんだ。 ま、リレー小説で分岐が選択肢になってる=ゲームブック風、ってことで 本質的には同じことか...
パソ通時代やってたな。なんとか賞受賞者とかいたグループで。 でも書き手は3人ぐらいが限界だよ。 これは書く人にそれなりのスキルと性格的なおおらかさが求められる。 面白いやり...
それは分岐あり? この前のリレー小説は二桁行かないくらいの人数だとは思うけど3人よりは多かったような感触。 あの程度のクオリティがあれば十分楽しかったんだけどな。 分岐なし...