2007-05-13

非モテスパイラルに陥って異性不信になっている人間に「そんな異性ばかりじゃない、もっとちゃんとした異性はたくさんいる」と言っても無駄。彼/彼女らの前にそのような人間が現れることはないだろう。

ちゃんとした人間はちゃんとした人間と付き合っているからこそちゃんとした人間でありうる。従って、彼/彼女らが非モテスパイラルに陥っている間は、彼/彼女らにとって真に必要な、彼/彼女らが求めているような人間は、彼/彼女らを避けるであろうし、ゆえに彼/彼女らの前にはそれ相応の人間しか現れないだろう。

だがしかし非モテスパイラルを自ら抜け出るのは至難の業であろう。というか、簡単に抜けられるようなものであればスパイラルになど陥らないであろうし、むしろ足掻けば足掻く程悪化するのがスパイラルというものの本質であるから、下手に行動することはかえって危険でさえあろう。

ならばどのようにすればこの地獄を抜けることが出来るのか。私の考えでは、ただひたすらに待つことである。困難な状況での行動はより危険で、より状況を悪化させる可能性があるのだから、ただチャンスが来るまでひたすらに待ちに徹するのである。非常に低い確率であろうが、しかしもしかしたら、ということもたまにはあるものだ。もちろん、このような方法は受動的で、運に頼った、心許ない方法ではある。しかし、焦りの気持ちが爆発しそうなとき、そんなときは家康でも思い出してみることだ。

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