マンガなり小説なり映画なり、世の中の大抵のコンテンツは対価を支払うことで成立している。
むろん、アニメだってそうだ。
ただ、アニメが他と決定的に違うのは、その内容を視聴者がタダで見て、対価を支払うかどうかを決定できるということ。
テレビの電源を入れてチャンネルを回せばそれは勝手に流れてくるし、保存すれば手元に残すこともできる。
にもかかわらず、なぜかアニメを観る人間は作品に対して傲慢だ。
これがおかしい。
ここが気に喰わない。
こんなことをするクリエイターはアホだ
支払った対価は30分そこそこの時間と、わずかな電力。
何も損はしていないはずだ。
ましてや、中身を判断してから対価を払う権利すら与えられている。
他のコンテンツではまずありえないことだ。
だが、それはタダでは作れない。
あなたは、自分に与えられた娯楽に正当な対価を払っただろうか。
払っていないのなら、そこに作品を貶す権利は与えられているのだろうか。
当たり前のようにタダでアニメを観ることが出来る時期は、そろそろ過ぎ去ろうとしている。
そりゃアニメじゃなくてTV番組全般じゃないのか。
TV番組は基本的に局自体の制作か買い上げ。 でもってスポンサーからの利益で回収してる。 アニメは一部を除いて、逆に放送料を局に払って流してる。 その代わり版権を保有してるから...